旅行記

幼少期の想ひ出を追いかけて~東北新幹線E2系シャトルラン~

――やらぬ後悔よりやる後悔。以前から一度やってみたかった新幹線シャトルランをしてきました!

挑戦に至った経緯

私事になるのですが、親戚が皆東北のほうに住んでいまして…
なので幼少期のころは毎年長期休みの際に新幹線に乗って帰省をしていたんですよね。
その時にお世話になっていたのがE2系(画像のやつ)でした。
当時はまだ東北新幹線は八戸までで、E5系「はやぶさ」(緑のやつ)は登場前。
時に「はやて」、またある時には「やまびこ」として帰省の1ページを彩ってくれました。

…時は流れ、最高速度が320km/hに上がる中で、最高速度が275km/hのE2系は速度的にも、また老朽化の観点からも引退の時が近づきつつあります。
E2系による「はやて」の運用が無くなり、定期運用の区間が盛岡まで、仙台までと活躍の場を狭め…2024年3月のダイヤ改正では「つばさ」との併結運用が無くなり、大幅に運用数を減らすことになりました。

――今から旅立つワクワク感。
普段嗅ぐことの無い特別な新幹線の車内の香り。
メロディと放送が流れる中、あっという間に流れゆく車窓。
沢山の思い出を作ってくれたE2系に、最後1度だけでも丸1日捧げてみようと…そう思い、キュンパス1を携えて新幹線ホームへ向かったのでした。
1JR東日本より発売されていた、2024/02/14-2024/03/14の平日限定でフリーエリア内の乗り降りが自由だった切符。

・大宮6:37-(やまびこ121号)→宇都宮7:00/7:18-(やまびこ201号)→福島8:09
・大宮6:45-(やまびこ201号)→福島8:09/8:15-(やまびこ124号)→大宮9:13
・大宮9:47-(やまびこ131号)→仙台11:13/11:45-(やまびこ138号)→福島12:16
・福島13:16-(やまびこ140号)→大宮14:23/14:25-(やまびこ141号)→郡山15:17
・郡山15:31-(やまびこ144号)→大宮16:23/16:25-(やまびこ145号)→郡山17:17
・郡山17:31-(やまびこ150号)→東京18:48/19:00-(なすの267号)→宇都宮19:53
・宇都宮20:08-(やまびこ157号)→福島20:53/21:00-(やまびこ222号)→東京22:48

こちらが当初立てた予定です。
普段なら旅行の観点からも、交通費の観点からもあり得ないような動きですが…キュンパスは新幹線自由席が乗り放題。全て解決してくれます。

【1本目】〈やまびこ121号/仙台行〉

編成:J74編成 ※つばさ併結→◯(L64編成)
区間:大宮→宇都宮

朝の大宮駅、ここからシャトルランスタートです。
このやまびこ121号はやまびこ51号の盛況ぶりとつばさの滑走事故を受けて急遽設定された便です。
まさかここに来てE2系の運用が増えるとは…ほぼ突発便ということもあり、比較的空いていましたね。

宇都宮駅に到着。平日ですので多くの通勤客が歩いていきました。
旅行に行く人々だけでなく毎日会社へ向かう人々も乗せて、疾風は東北を舞っていたのですね。

【2本目】〈やまびこ201号/仙台行〉

編成:J73編成 ※つばさ併結→☓
区間:宇都宮→福島
今のところ珍しいE2系単独便です。ただ、改正後からは一転して単独運用ばかりになります。

今回使用しているキュンパス、指定席を2回発券できるんですよね…
どの区間で指定席を発券しようか、券売機を前にして悩んでいたら退避のためにもう入線してました。

福島駅に到着。
山形新幹線との併結が現状13番線でしか出来ないため、上り列車は下り線を跨いで入線します。
新庄・山形方面から仙台方面への旅客流動も考慮されているのか、ほぼ同時間帯に上り下り双方が来ます。

…同一ホームでこうして並ぶ姿を見るのは久しぶりかもしれません。
基本的には盛岡行の「やまびこ」(50番台)と東京行の「やまびこ・つばさ」(100番台)が対面で接続するのですが、盛岡行のやまびこ運用からE2系が撤退してからは基本的にE5系×E2+E3系の組み合わせになっていました。

【3本目】〈やまびこ124号/東京行〉

編成:J71編成 ※つばさ併結→◯(L63編成)
区間:福島→大宮
福島、大宮のみ停車の上り速達便です。やはり、往年の「はやて」を想起しますね…

電光掲示板を見ていただけると分かりやすいのですが…
こうしてE2系の並びが見られたのは、午前中にこの1本だけ、郡山・宇都宮・上野を通過する速達便が走り、微妙にパターンダイヤが崩れる(仙台方面への接続列車が変わる)からなんですね。

大宮駅に到着。速達便にE2系が入っていたんだぞ、という記録を込めて号数をと絡めて撮ってます。

【4本目】〈やまびこ131号/仙台行〉

編成:J72編成
※つばさ併結→◯(L54編成)
区間:大宮→仙台
以前から気になっていたサンドイッチを買い、続けて下り速達便へ乗り換えます。
大宮駅、E2系とE5系でドア位置が若干違うので乗車位置の列も別になるんですよね。
(E2系の乗車位置の先頭に並んで撮影をしたのですが、右にE5系の乗車位置に並ぶ人と1号車の乗車位置案内板が写っています)

ちなみに大宮駅の東京方先端はカーブが効いているので先頭に並ぶついでにいい感じに撮影できます。
…よく考えたら引退囁かれるL54編成じゃないですか。

ここでまた蛇足説明。
秋田新幹線からの転属組で、側面が3色LEDかつコンセント未搭載が特徴です。
労使資料などから、新型E8系に置き換えられることになるE3系はL54と同じく転属組のL55編成がまず引退するのではないかと予想されていました。
(実際にL54・L55両編成ともダイヤ改正をもって廃車のために臨時回送されました)

杜の都、仙台に到着。本日の滞在時間、32分です…
前から飲んでみたかったずんだジュースを買い、すぐに新幹線ホームに舞い戻ります。

E8系ともこの時初対面。
試運転を繰り返しているのは話に聞いていましたが、やっぱりいました。

【5本目】〈やまびこ138号/東京行〉

編成:J72編成
※つばさ併結→◯(L72編成)
区間:仙台→福島
やまびこ131号からの折り返し便なので、編成は同じです。
こんな昼間に仙台から上りに乗る経験なんてこれまであっただろうか…帰省に使うのならもう少し遅い時間の列車を使ってます。

ずんだジュース、初めて飲んでみましたが美味しいですね…!
また機会があったら購入しようと思います。

E2系(1000番台)の特徴がこの大きな連続窓でした。
窓の部分はどうしても鋼体が弱くなる部分でして…これがE5系をはじめとした最近の新幹線になるとスピードアップと引き換えにかなり小さくなってます。

福島で下車。つばさとの併結を見学してお見送りします。
併結って鉄道に詳しくない人でも心躍らせるイベントなんですよね…
旅の思い出に、記念写真の1枚にE2系が映り込んでいたら嬉しいな、と思います。
このままだと同じ編成に乗り続けることになってしまうので、運用調整も兼ねてお昼休憩です。

福島駅からほど近いラーメン屋さんへ。おいし~っ!

こんなところに200系が。
もし…E2系にも本当に引退の時が来ても、それでも探せば走っていた軌跡は残るのかな。

福島駅の表示集め。
福島駅のホーム上には形式を反映した乗車位置案内がありました。
E3系のこまち色の姿も、ここにはまだ生きています。

E2系は10号車が普通車指定席なのが特徴でしたね(E5系はグランクラス)。

【6本目】〈やまびこ140号/東京行〉

編成:J73編成
※つばさ併結→◯(L64編成)
区間:福島→東京
ここで指定席券を発券。10号車の指定席券を発券しました。
これもまた、きっと思い出に…

さあ、つばさがやってきました。乗り込みましょうか。

基本的に日中のパターンダイヤにおいて、つばさを併結するやまびこ号は大宮駅と郡山~福島駅間で上下がすれ違う形になっています。
なので大宮駅で乗り換えることは理論上可能です…その猶予、2分。

しかしつばさの滑走事故を受け、この日はつばさ号に数分の慢性的遅延が発生していました。
その余波は福島でつばさを併結するやまびこ号にも及ぶわけで、大宮駅での乗り換えを断念。
到着してドアの開扉とほぼ同時に、対向の乗降終了ブザーが鳴り響きました。
大宮で乗り換えないとなると、1時間後に乗車するとなる次のやまびこ号は現在乗車中のこの編成。
このまま東京へ向かうことにしました。
(指定席は大宮までとしていたので、到着時に自由席へ移動…)

【7本目】〈やまびこ143号/仙台行〉

編成:J73編成 ※つばさ併結→◯(L64編成)
区間:東京→郡山
東京駅にて12分の折り返し時間で同じ編成に再び乗り込みます。
ここからは東京と郡山をひたすら往復します。
新幹線の中でこれからどう乗り継ごうかと予定を再構築していました。

郡山駅に到着、お見送り。
こういった日常の風景ももうすぐ過去のものに。

【8本目】〈やまびこ146号/東京行〉

編成:J68編成 ※つばさ併結→◯(L66編成)
区間:郡山→東京
来ました。朝の宇都宮駅でお見送りをしたJ68編成…3色LED編成です。

ここまで乗車してきた7本のやまびこ号…その全てがフルカラーLEDを搭載した、J70番台の編成であったことにお気づきになられましたか?
けれども本来、これらJ70番台の編成は全体から見ればかなり少数派だったのです。

――歴史を遡れば、E2系は2005年製造分のJ69編成を以って増備が終了する予定でした。
しかし2010年の新青森延伸開業時、E5系は量産先行車がまだ試験をしている最中であり、延伸開業と同時の量産車製造・運用入りは難しい状態でした。
そこで、約5年の期間を経て、2010年に最終増備車としてJ70~J75編成の6本が追加で製造されることとなりました。
これらE2系(J70~J75編成)は形式こそE2系ですが、案内装置を中心に内装がE5系に準じたものへと変更されており、かなり新しい印象を受けます。まさしく過渡期に製造された編成ですね。

E8系に置き換えられるE3系と同様に、E2系も運用減によって最終増備車(2010年製造分)を除いた残るJ66~J69編成(2005年製造分)がダイヤ改正で廃車になると噂されていました。
でも、私の思い出に出てくるE2系は3色LEDの昔ながらの編成です。
今回はその惜別乗車も兼ねていました。会えてよかった、乗れてよかった。
思い出を振り返りながら、懐かしさを噛み締めながら乗っていきます。

そうそう、この雰囲気…これなんです。E2系といえば。
これが最終増備車やE5系になると一変します。

一応比較として載せておきます。3本目に乗車したやまびこ124号の大宮到着前です。

【9本目】〈やまびこ153号/仙台行〉

編成:J68編成 ※つばさ併結→◯(L66編成)
区間:東京→郡山
先程乗車したやまびこ146号の折返し便です。ここからは帰宅ラッシュも相まって6号車も自由席になります。
さて…陽も暮れ、実家(に帰る時)のような安心感が出てきました。
これが盛岡行の「やまびこ」であったり、八戸行の「はやて」であったらどんなに良いことか。

郡山駅に到着です。
あぁ、良い…昔見た風景そのままです。

ここでちょっと夜ご飯。
福島や郡山の駅に降り立って改めて気づいたのですが、コンコース内のお蕎麦屋さんって多いんですね…
やまびこ143号からやまびこ146号に乗り換える際に美味しそうだな…と思ったので、東京へ1往復して戻ってきたこのタイミングで温かい出汁を求めてかけそばを注文。キュンパスの特典でわかめが付いてきました。ありがたい…
僅か14分の乗り継ぎ時間で食べられる駅蕎麦。提供スピードの速さと美味しさはやはり魅力的です。

【10本目】〈やまびこ156号/東京行〉

編成:J69編成 ※つばさ併結→◯(L54編成)
区間:郡山→上野
蕎麦を食べ終え再びホームへ。動画を撮って到着を待ち構えます。
やってきたのはE2系…ですが、はやてピンクがウェーブを描いて下へ向く…その後ろには沢山のキャラクターたちの姿が。ここでついに”Magical Dream Shinkansen”がお目見えです…!
その特徴はラッピングのみならずメロディにも。
到着時のメロディが40周年のテーマソング「リビング・イン・カラー」になってます。

仙台方面からの帰宅時間に最適なのもあって車内は満員。デッキで走行音とともに楽しみました。

上野駅に到着。今回はここで下車してお見送り。
この時間帯になると一部の編成は「なすの」としても入るようになり、ダイヤがまた少しづつ変わってきます。

遅ればせながら、開園40周年、おめでとうございました…!

ちなみに、20周年(2003年)の時には200系が「ドリームキャンペーン号」としてラッピングを担当しました。
開園60周年(2043年)の際には…今度はE5系がきっと、その役目を引き継ぐのですかね。

J69+L54…共に引退を控えた編成同士による(私にとっては)最後の共演でした。ありがとう。

下りホームへ移動。
するとそこには「とき」で活躍するE2系…のような回送列車が停車中でした。
偶然か分かりませんが、側面表示が無表示だったのもポイントが高いです。
私は殆ど乗る機会に恵まれませんでしたが…上越新幹線や長野(北陸)新幹線での思い出を多く持つ人もきっといるはずです。

【11本目】〈やまびこ159号/仙台行〉

編成:J72編成 ※つばさ併結→◯(L61編成)
区間:上野→郡山
併結するつばさ号は山形行の最終です。
この時間の下りになると流石に空いてきますね…
そしてこの旅も、最後の1往復となりました。

時に「とき」として、時に「やまびこ」として。
人々の足を担っていたのですね…そんな雰囲気の伝わる1枚です。

人も少ないのでぬい撮りタイムです。特徴ある大きな窓とともに…

この世代の車両はリクライニングと座面のスライドが別機構になってました。
なので後ろに人がいても、座面スライドのみを用いて姿勢を変える…なんてことも出来ました。

郡山駅に到着。
カメラが…暗さの限界を感じ始めてます。

やまびこ159号の発車後、続けてJ75編成の回送が入線してきました。
東京or那須塩原から仙台への回送ですかね?思わぬ収穫でした…!

…さて、最後の列車に乗り換えましょうか。

【12本目・終】〈やまびこ160号/東京行〉

編成:J74編成 ※つばさ併結→◯(L72編成)
区間:郡山→東京
本来であれば、やまびこ159号に乗って郡山まで来てしまうと東京へ向かうE2系はもう残っていません。
…ですが、平日の盛況と滑走防止で急遽設定された便は朝のやまびこ121号の他にもう1本ありました。
それがこの最終の東京行つばさと併結する、やまびこ160号です。
朝の121号に指定席があったのに対し、こちらは普通車全車自由席での運用です。

2023年のダイヤ改正でつばさ号が全車指定席化されたことで、案内表示はつばさ号が「全車指定席」に対しやまびこ号は「グリーン車以外自由席」とほぼ対極の状況なのも注目すべき点ですね。

時が経つのは早いもので…終点、東京駅に到着です。
朝6時台から、かれこれ約17時間…全12本のE2系による「やまびこ」号を乗り継いだ旅も、無事に終わりを迎えました。

残すは到着列車を残すのみ、人気の無い東京駅です。

――こうして1日新幹線ばかりという旅をするのは初めての経験でしたが…
そんなに苦ではなかったですね、むしろまだ乗っていたいくらい…というのが正直な感想です。
後は今回車内でタスクを進めようとPCなどを持ち込んだのですが、思いのほか作業が進まなかったな…という感じ。
普段は仙台以北までお世話になることが多いので、東京から郡山だとちょっと乗車時間が短いのかもしれませんね。
やらぬ後悔よりやる後悔…という感じで始めはしましたが、普通に良い思い出になったと思います。

3色LED編成やディズニー新幹線にも乗れて良かったです…
欲を言えばもう一度200系カラー新幹線に乗車したかったかな、以前那須へ旅行に出かけた帰り、偶然にも那須塩原から大宮まで一度乗れただけでした。
最初大宮からやまびこ121号に乗車する際、対向に回送で入線していたのでてっきりどこかで乗れるかな…?と期待はしていたのですがね。

さて、つばさ号との併結運用を退いたE2系ですが、2024年3月の改正後からはその殆どが「なすの」として細々と活躍を続けていきます。
臨時でも良いですし、団臨でも良いので…またどこかで華があると良いな…と思う今日この頃です。

結果

【東日本パス ー#東北新幹線E2系シャトルラン】

・大宮6:37-(やまびこ121号)→宇都宮7:00/7:18-(やまびこ201号)→福島8:09
・大宮6:45-(やまびこ201号)→福島8:09/8:15-(やまびこ124号)→大宮9:13
・大宮9:47-(やまびこ131号)→仙台11:13/11:45-(やまびこ138号)→福島12:16
・福島13:16-(やまびこ140号)→大宮14:23/14:25-(やまびこ141号)→郡山15:17
・郡山15:31-(やまびこ144号)→大宮16:23/16:25-(やまびこ145号)→郡山17:17
・郡山17:31-(やまびこ150号)→東京18:48/19:00-(なすの267号)→宇都宮19:53
・宇都宮20:08-(やまびこ157号)→福島20:53/21:00-(やまびこ222号)→東京22:48
 ↓(↑当初予定/実際の乗車録↓)
 大宮6:37-(やまびこ121号)→宇都宮7:00/7:18-(やまびこ201号)→福島8:09
・福島8:15-(やまびこ124号)→大宮9:13/9:47-(やまびこ131号)→仙台11:13
・仙台11:45-(やまびこ138号)→福島12:16/13:16-(やまびこ140号)→東京14:48
・東京15:00-(やまびこ143号)→郡山16:17/16:30-(やまびこ146号)→東京17:48
・東京18:00-(やまびこ153号)→郡山19:18/19:31-(やまびこ156号)→上野20:42
・上野20:50-(やまびこ159号)→郡山22:02/22:10-(やまびこ160号)→東京23:28

【JR東日本たびキュン♡早割パス(10000円)/お得額計算】

・東京〜郡山→乗車券:3250円+特急券:3740円×4=27960円
・東京〜仙台→乗車券:4840円+特急券:4510円=9350円
・上野〜郡山→乗車券:3250円+特急券:3530円×2=13560円
・大宮〜福島→乗車券:3600円+特急券:3530円×2=14260円
・大宮〜仙台→乗車券:4570円+特急券:4300円=8870円
(※乗車券は学生割引適用で計算)

総合計:74000円(-64000円)

最後に当初予定と実際に乗車した列車の比較、フリーパスによるお得額の計算を載せて締めくくることにします。
(流石にこれは元を取ったって言って良いよね…?)

出てくる写真は殆どがE2系ばかり、新幹線に乗ってばかりで少々人を選ぶような旅行記にはなってしまいましたが…
ここまで読んでいただいた方…長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました!

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