旅の始まりはここ、金沢駅から。
小松がシールで隠れている…ということは?
はい、皆さんお分かりの通り、こちら北陸新幹線延伸開業前の旅行記になります。
JR東日本から発売された「北陸応援フリー切符」(4日間有効/20000円)で北陸地方を旅します。
往路は指定席を利用できるので、朝一番のかがやき501号を利用します。
一度速達型種別のかがやき号、乗ってみたかったんですよね!
朝は駅弁…山賊焼弁当(1100円)をいただきました。がっつりとした唐揚げで元気を養います。
そのまま接続するサンダーバードにて福井へ。
ここからはえちぜん鉄道に乗り換えます。 去年は三国港行きでしたが、今年は勝山行きに乗車します。
抵抗制御の音を楽しみつつ、揺られること約1時間…終点、勝山駅に到着です。
アテンダントさんが乗務して接続のバス案内を行っていたのが印象的でしたね。
以前書籍かなんかで取り組み自体は知っていましたが、去年の乗車時は夕方から夜でしたので…見たのは初めてした。
Welcome to Katsuyama!!
なんとも細かなホワイトボードアートです、迫力満点。
車内広告で存在を思い出した御乗印を購入し、接続するバスに乗り換えます。
ここまで来たら行先、分かりますよね…?
そうです、福井県立恐竜博物館…こちらが1日目のメインです!
去年の北陸来訪時はリニューアル工事で休館中でして、やっと足を運ぶことが出来ました。
うおぉぉぉ!よく様々な媒体で取り上げられるあの恐竜が目の前に!!
これは興奮しますね…違和感なく、非常にしなやかに動く姿を見れます。
ちなみにこの恐竜、回り込んで後ろからも見れるのですが…総排出腔までちゃんと再現されててクスッと笑っちゃいました。再現度が高すぎる。
「恐竜王国福井」というその名に恥じない圧倒的な資料量が皆さんをお出迎えしてくれます。
一度で良いので見てほしいですね…ここでは敢えて、詳細まで記述するのを避けます。初見の喜びと感動は一塩ですよ!
私としては葛西臨海公園を彷彿とさせる、エントランスから展示スペースへの導入の部分に圧倒されました。
建築美という観点、また展示の世界に入る来館者側の気持ちの切り替え的な意味合いでもはなまるを差し上げたい…
恐竜博物館を後にし、少しばかり歩きます。
マンホール、恐竜博物館の位置するかつやま恐竜の森の園内地図、勝山駅から乗車した直行バス、勝山市内のスーパーの壁紙…
恐竜要素、これでもかってくらい盛りだくさんです!
恐竜博物館から少し歩くと勝山温泉センター水芭蕉( https://mizubasyo.jp/ )というところがあります。こちらで入浴。
脱衣所の匂いが実家と似ていて心が休まりました。
ちなみにアソビューで割引チケットが販売されてます。参考までに。
普通であれば勝山駅からえちぜん鉄道で再び福井駅へ戻るのですが…
(※えちぜん鉄道が勝山地区のバス+えちぜん鉄道線の1日フリー乗車券をセットにしたお得なセット券を発売してます、普通に恐竜博物館を訪れるのであればこちらがおすすめです)
ただ今回使用しているフリー切符が九頭竜線も対象に入ってまして。
折角の機会ですし、帰りは越前大野経由で福井方面へ向かうことにしました。
列車の待ち時間で夕食。
そば処 梅林というところで醤油カツ丼そばセット(1300円)をいただきました。
予定よりも1本早いバスで移動したので時間が空きまして、のんびりと待つこと約1時間30分…
突如、構内踏切から旧音源の「アニーローリー」が流れ始め驚いていると…
到着メロディの「大野に帰ろう」のハーモニーの中、恐竜のラッピングを施した列車が到着しました。
(ちなみに原曲はこちら→ https://youtu.be/coe79WX-Hxs )
なんだか旅の最終回みたいで感動しちゃいました…
…ちなみに後に調べて知ったのですが、アニーローリーが流れるのは当駅で列車交換のため駅舎側の1番線が利用される、今回私が乗車した19:19発の福井行の到着時のみ。何気に珍しい光景に遭遇していました。
こういうの、良いですよね…うるっと来ます…
この後、越前花堂駅で北陸本線に乗り換え、鯖江にて1日目終了です。
やろうと思えば深夜・早朝の「おはよう/おやすみエクスプレス」「ダイナスター」といった列車も撮影できたのですが…この旅の目的は北陸の地でゆっくりお休みを楽しむこと。素直に眠ることにしました。
2日目。ホテルが福井鉄道の西鯖江駅の目の前で、客室から撮影できそうだったので少しばかり撮影。
最近の低床車でない、通常の路面電車が急行運転するのは珍しいですよね…
撮影後後続の急行列車でたけふ新駅へ。
武生新→越前武生→たけふ新と駅名で翻弄されましたね…流石にもう変わることはないかな?
そこからさらにサンダーバードで敦賀駅へ。
今日は敦賀周辺を散策し、加賀温泉に入浴しに行きます。
まずはこちら、氣比神宮へ。
行きの北陸新幹線で読んだ車内誌「トランヴェール」で奈良の春日大社、広島の厳島神社と並んで日本三大鳥居(※全て木造)として知られていると紹介されており、気になったので来訪してみることにしました。
こちらが沿革になります。地域に親しまれているのですね…
続けて敦賀港方面へ向かいます。
何気なく撮った1枚の中にカラスの瞬膜が映り込んでました。
こちらもちょっと気になっていた敦賀鉄道資料館へ。
一人旅だとこうして自由に気兼ねなく行き先を決められるのが良いですよね。
幕は確かにありますけど…本当に走ってたの!?と驚いた乗車位置案内。
時代ですね…福井・敦賀にも、もうすぐ新幹線が来ますよ!!
街並みが綺麗ですね…新幹線が開業したら賑わうのかな?
さらに歩き松原公園…気比の松原へやってきました。
おぉ……さざめく波の音、心が落ち着きますね。
風も吹いて心地良く、しばらく座って休憩してました。
近くの病院前からバスに乗り、敦賀駅まで戻ってきました。
新幹線開業間近の敦賀駅を色々と観察…
閉ざされた連絡通路、稼働前の新幹線発車標を映すカメラも今だけの光景ですね。
ここでお昼御飯です。
駅そばできつねそばを注文…敦賀まで来ると関西風の出汁になりますね。
単に薄いのではなく、優しくもしっかりとした味わいということが分かりました(笑)
さて、敦賀を後にしてしらさぎで北上、加賀温泉にやってきました。
加賀温泉郷は山代温泉、山中温泉、粟津温泉、片山津温泉など複数の温泉地を抱える一大温泉郷の玄関口ですが…今回はその中で山中温泉をチョイス。
どうやら地域ぐるみで温泉上がりのアイスに力を入れている( https://www.yamanaka-spa.or.jp/icestreet )そうで…?
バスに揺られること約30分、山中温泉の総湯に到着しました!
こちらは男湯と女湯が完全に別棟建てになっているのが特徴です(男湯は撮影した後ろ側にあります)。
温泉上がりに町を散策…良い雰囲気ですね。
ちょうどチェックインの時間のようで、大きな荷物を携えた方を多くお見掛けしました。
いろいろ魅力的なアイスがあって悩んだんですが…今回は酒粕のアイスにしました。
お酒は飲めないんですが、酒粕のアイスは美味しく頂けるんですよね…この風味が好きです。
帰路のバスの車内から加賀温泉駅周辺を1枚。
この新幹線駅を中心として開発されている感じ…なんとなく実家の最寄り駅を彷彿とさせますね(
さあ、私も本日の宿泊地へ向かいましょう。
金沢で乗り換える際、ちょうど良い時間にあいの風ライナーがあったので利用しようと思ったのですが、思いの外満員で…
発車時刻になり、車掌がひとまず乗車予定のお客さんを車内へ誘導しているという感じだったので素直につるぎ号を利用することにしました。
ここがフリーパス利用の強いところですね。
いくら利用しても追加料金が掛からないので、新幹線利用の心理的ハードルが下がりに下がりまくります(笑)
富山ではラーメンを食べたい!と決めていたので夕飯はラーメンで。
満足のいく美味しさでした。なんだか旅の度に使っているので富山駅のお店を制覇しそう。
【☆3日目に続く!】
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