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旅行記

過去から受け継がれる技術 -『明治日本の産業革命遺産』巡り-【前編】

過去の旅行を久しぶりに振り返っていたら、『明治日本の産業革命遺産』を構成する場所を意外と観光していたので、それらをまとめつつ新しい遺産も訪れてきましたので、旅行記として書き記したいと思います。

『明治日本の産業革命遺産』ってなんぞ?

『明治日本の産業革命遺産』
自らを歴史好きだと自負する人たち以外は、正式名称で聞くことはあまりない世界遺産なのではないでしょうか?有名どころで言うと、官営八幡製鉄所、松下村塾、端島(軍艦島)など、計8県11市23遺跡からなる包括的な世界遺産なのです。
ちなみに、サムネイルに使用している写真は同じく構成遺産である「萩反射炉」です。(あんまり有名じゃない、、、かも?)
これらの遺跡、豊富な炭田があったことから、西日本、特に九州に集中しており、巡ろうと思えば1日で大半を回りきることもできます。結構無理やり巡ることになるけど

官営八幡製鉄所

2022/03/21撮影
大学入試の後期日程で九州に来た際に撮影。過去の遺物だと思われがちですが、現在も新日鉄住金の製鉄所としてバリバリ世界トップシェアの高級鋼板を提供し続けています。製鉄所内には、ザ・製鉄所という感じの「東田第一高炉」が史跡として残っており、現在でもその存在感を抜群に放っています。
写真は、「官営八幡製鐵所 旧本事務所」を斜め前から撮ったものです。写真中央左側のレンガ造りの建物がそれですね。

萩反射炉

2023/06/23 撮影
家族旅行にて、中国地方を一周した際に撮影。反射炉として、実際に使用されていた記録はないらしく、わずかに金属溶解の実験が行われていたという記録が残っていることから、日本なりの技術習得で西洋に追いつこうと必死だった時代背景を垣間見ることができます。

松下村塾

2023/06/23 撮影
同じく家族旅行の最中に撮影。吉田松陰が身分や階級で区別することなく塾生を受け入れ、多くの逸材を世の中に送り出した塾です。先生の意志が、明治の産業革命を起こしたと言っても過言ではないのかもしれません。こんなにも名前の知られている遺跡ですが、松陰先生が教鞭をとったとされているのはわずか1年あまり。この1年が後の日本を大きく変えたのでした。
ちなみに塾の中には、塾が輩出した偉人たちの肖像画が飾ってあります。気になる人は実際に現地に行ってみてほしいです。これだけの名だたる人物が、こんなにも小さな塾から羽ばたいていったんだという感慨に耽ることができます。

ちょっと休憩

山口県を観光するときに食べてほしい名物といえば、、、
そうですね「瓦そば」です。その名の通り、熱した瓦の上で茶そばを焼き上げた山口県の定番グルメです。これがね、また美味しいんですよ。焼き目のついたパリパリの麺を、あったかいつゆにつけて頂くスタイルのお店が多いようです。
今回訪れたのは、「かわらそば柳屋 長門湯本温泉」です。築70年を超える古民家の雰囲気も合わさり、より美味しくいただくことができました。

【住所】山口県長門市深川湯本1325-1
【URL】https://kawarasoba.co.jp/tenpo/#yumoto
【電話】080-9185-3070

あとがき

早いとこ、後編書きます。待っててください(切望)

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